【舞台メイク】ステージ映えする肌の作り方 ‐ツヤ肌 vs マット肌!! ‐

舞台メイクは、パフォーマンスにも影響するからこだわりたい。そう思う方は多いのではないでしょうか?
特に、肌の仕上がりはステージでの印象を大きく左右します。
今日はツヤ肌とマット肌、それぞれのメリットとデメリット、そしてステージジャンルに応じた使い分けについてご紹介しますね。
ツヤ肌のメリットとデメリット
メリット
生き生きとした印象
ツヤ肌は光を反射して、肌を健康的で若々しく見せます。
立体感の強調
ツヤがあることで、顔の立体感が強調され、より美しいシルエットを作り出します。
華やかさ
ツヤ肌は、肌に自然な輝きを与え、観客の目を引く華やかさを持っています。
デメリット
過剰な光反射
強い照明の下では光を過剰に反射してしまい、肌がテカリすぎて見えることがあります。
肌の欠点が目立ちやすい
毛穴や凹凸が強調されるため、肌のコンディションが良くないと欠点が目立つことがあります。
持続力の低下
ツヤ肌用のメイクは油分が多く含まれていることがあり、長時間のパフォーマンスでは崩れやすいです。
マット肌のメリットとデメリット
メリット
均一な仕上がり
肌の凹凸や毛穴をカバーし、滑らかで均一な仕上がりを実現します。
光の反射を抑える
強い照明の下でも光を反射せず、自然な印象を保てます。
持続力が高い
長時間のパフォーマンスでも崩れにくく、安定した美しさをキープします。
デメリット
乾燥しやすい
マットな仕上がりは乾燥を招きやすく、肌がパサついたり、くすんだりすることがあります。
立体感が出にくい
マット肌はフラットな印象を与えるため、顔の立体感が失われやすいです。
華やかさが欠ける
ツヤ肌に比べて光沢がないため、華やかさやインパクトがやや控えめです。
ステージジャンルに応じた使い分け
ミュージカルやバレエ
これらのパフォーマンスでは、激しい動きや長時間の公演が多いため、マット肌が適しています。マット肌は持続力が高く、照明の強い光にも対応できます。また、舞台上での汗や油分を抑え、メイク崩れを防ぐ効果もあります。
ファッションショーやウォーキングショー
これらのステージでは、ツヤ肌がより効果的です。ランウェイの照明がモデルの肌を美しく輝かせ、健康的で華やかな印象を与えます。短時間のパフォーマンスであり、ツヤ肌の油分が目立ちにくいのもポイントです。
社交ダンスやソシアルダンス、ジャズダンス
これらのダンスパフォーマンスでは、ツヤ肌が適しています。ツヤ肌は動きの中で肌が美しく輝き、エネルギッシュで活気のある印象を与えます。特に、パートナーとの距離が近いダンスでは、ツヤ肌の方が親しみやすく見えます。
演劇やコンテンポラリーダンス
これらのパフォーマンスでは、役柄やテーマに応じてメイクを選ぶことが大切です。リアルな表現やシリアスな演技が求められる場合は、マット肌が適しています。マット肌は、自然な印象を保ちつつ、役柄の雰囲気を強調するのに効果的です。
おすすめのファンデーション
舞台メイクの基本はマット肌になりますが、最近では観客との距離が近いステージも増えたため、ツヤ肌に仕上げても問題ありません。ツヤファンデを使う場合は崩れにくくなるフェイスパウダーと合わせることでメイクが長持ちします。
プチプラ
ツヤ肌 ・ラネージュ ネオクッション グロウ
マット肌 ・メイベリン フィットミー リキッド ファンデーション R
デパコス
ツヤ肌 ・SUQQU ザ リクイド ファンデーション
マット肌 ・エスティローダー ダブル ウェア ステイ イン プレイス メイクアップ
おすすめ フェイスパウダー
・メイクフォーエバー ウルトラ HD ファンデーション
もし、商業舞台を踏まれる方は舞台専用化粧品をおすすめします。舞台専用化粧品はマット肌仕上がりなものがほとんどです。
舞台専用化粧品
マット肌 ・KRYOLAN TV PAINT STICK
マット肌 ・舞台用化粧品 三善 フェースケーキ
まとめ
舞台メイクでは、肌の仕上がりがパフォーマンス全体の印象に大きく影響します。ツヤ肌とマット肌、それぞれのメリットとデメリットを理解し、ステージジャンルや照明の条件に応じて適切に使い分けることが重要です。自分の個性やパフォーマンスのスタイルに合わせて、最適なメイクを見つけてみてくださいね!