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“評価”より“成長”を大切に——新しい風を吹き込むバレエコンクール「Wind Ballet Concours」特集
クラシックバレエの世界において、「コンクール」とは常に緊張感と向き合う舞台。順位や点数に一喜一憂しながらも、日々の努力の成果を披露する大切な機会です。しかし、その在り方に一石を投じる“新しい風”が、いま注目されています。
2025年10月26日、滋賀県栗東市で開催される【Wind Ballet Concours(ウィンド・バレエコンクール)】は、従来の“競うための舞台”から一歩踏み出し、「一人ひとりの夢を応援するコンクール」として、参加者の心に寄り添う新しいスタイルを打ち出しています。
本記事では、そんな注目のバレエコンクールについて、特徴や参加メリットを詳しくご紹介します。
🌱 “評価される”より“育まれる”バレエの場を
Wind Ballet Concoursが他のコンクールと一線を画す最大の特徴は、「得点の掲示を行わない」という姿勢にあります。
これは、ただの演出ではありません。審査員長を務める左右木健一(そうき・けんいち)先生は、あの世界最高峰のヴァルナ国際バレエコンクールで最年少審査員を務めた経験を持つ実力者。競技会でありながらも、舞台に立つすべての人の“成長”を見守る目線を持ち続けているのです。
「点数や順位で夢を閉ざしてほしくない。自分のために踊る喜びを感じてほしい。」
そんな理念のもと、Wind Ballet Concoursは設計されています。
🏛️ 会場は「芸術文化の発信地」——栗東芸術文化会館SAKIRA
会場となるのは、滋賀県栗東市にある栗東芸術文化会館SAKIRA。音響・照明の整った本格的なホールで、大人の出演者にとっても、初舞台の子どもたちにとっても、十分に“舞台人”を味わえる空間です。
「普段はレッスン場でしか踊れないけれど、照明の中で踊る瞬間を体験させたい」
「親として、我が子の“本番の姿”を一度は見てみたい」
そんな願いを叶える、貴重な機会になることでしょう。
🎭 3つの参加部門で、あなたにぴったりのステージを
Wind Ballet Concoursは、参加者の経験や目的に合わせて3つの部門を設けています。
1. プレコンクール課題振付部門(A)指定された課題振付を踊る部門。振付に自信がなくても、一定のフォーマットに沿って挑戦できるのが魅力。
2. プレコンクール自由曲部門(B)自由選曲で自分らしく踊れる部門。表現の幅が広がり、創造性や自己演出に重きを置く方におすすめ。
3. コンクール・クラシック部門(C)本格的なクラシックバレエのソロバリエーションで審査される、技術志向の高い方向け。
お子さんのレベルに合わせたチャレンジを選べるのはもちろん、大人バレリーナが趣味で出場するにも無理のない構成になっています。
📆 開催概要(2025年)
- 開催日:2025年10月26日(日)
- 場所:栗東芸術文化会館SAKIRA(滋賀県栗東市)
- 募集締切:2025年9月30日(※定員に達し次第締切)
- 参加費:
- 1部門:25,000円(税込)
- 2部門:37,500円(税込)
- 審査方式:非公開得点制(参加者への講評あり)
💬 最後に:踊る喜びを、もっと自由に
Wind Ballet Concoursは、いまのバレエ界にとってまさに“必要とされていた場所”かもしれません。順位や点数が目的ではなく、自分の踊りを見つめ直し、次のステップへと向かう場——。
バレエを習う子どもに「本当の舞台」を経験させたい保護者の方も、趣味としてバレエを続ける大人の方も。この秋、自分自身のために踊る一歩を、踏み出してみませんか?
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